Chimney Planning
DRAFT ドラフト(上昇気流)
薪ストーブの中で燃焼が起ると煙は煙突へと上がって行きます。
その時、燃焼用に空気をストーブへ引込む吸気(力)をドラフトと言います。
左スケッチのようにシングル煙突では排気熱が煙突外部に放射されや
すく煙突上部ではドラフト効果が弱まり、煙が冷やされてしまいススやタール
が付着します。右のように断熱二重煙突は安定したドラフトにより煙がスムーズに排出されます。
*断熱二重煙突を用いることで防火上はもちろんですが、煙突内が保温されて排気がスムーズになります。
このように横引きが長くなりますとドラフトにブレーキがかかり
煙の渋滞を起します。その為には横引きを最小限の長さにどど
める必要があります。
ましてや、全てシングル煙突ではドラフトどころか火災の原因に
なります。
これではストーブから煙をモクモク吐き出してしまいせっかくの
薪ストーブライフが台無しになってしまいます・・・。
薪ストーブの性能や安全性に大きな影響を与える煙突。
煙を通す単なる筒と思ったら大間違いですよ。
ダメダメ施工事例
防火上必要な煙突の高さ
屋外への煙突突き出しの高さは、防火上有効な距離を設けなければなりません。
煙突は屋根を貫通する部分から90cm以上高くし、さらに水平に測った周囲3m
以内の障害物よりも60cm以上高くしなければなりません。(アメリカ本国の法律にて)
3つの代表的な設置スタイル
煙突の設置方法は屋根を貫通される場合と壁を貫通させる方法があります
弊社ではシングル煙突は長くとも2.0m以内に
します。それ以上長くなりますと煙の低温
液化を招き正常なドラフトが得られなくなります。
煙突のプランニングについて
薪ストーブの無駄のない暖房効率の確保と安全性やメンテナンスの手間などを
大きく左右する煙突はストーブ選びと同様に重要な要素です。
ストーブを設置する環境はさまざまですので当店へご相談下さい。
地域により法令や火災予防条例等、あるいは積雪状況などご相談頂く事を
お勧め致します。




*NFPA (National Fire Protection Association) 全米防火協会ではシングル煙突はコネクターと定義。
煙突とストーブ本体をつなぐ物とされています。
また、チムニーとは二重断熱煙突の事を表しています。